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2/14/2025 9:30:00

Case198.本気で医者になりたいなら

eyecatch
マインド

本気で医者になりたいなら、個人的には何年かかってでも医学部合格を目指すべきだと思う。理由は明確で、日本では医者になるためには医学部を卒業し、医師国家試験に合格しなければ医師として働くことは許されないからである。

たとえば資格が必要な職業には医師以外にも弁護士や公認会計士、あるいは社労士や行政書士などの様々な職業があるが、これら多くの職業の場合、特定の大学や学部学科を卒業していないと受験資格を得られずその仕事に就けないということはない。つまり、少し見方を変えると、その気になればいつでも独学で資格取得を目指し、合格すればその職に就くことができる。もちろんいずれも簡単な資格ではないので、相当量の勉強は必要だが、万人に等しく受験資格があり門戸が開かれているわけである。

しかしながら医師の場合、急にその気になって今から医学の勉強を始めて、来年の国家試験に合格し医師になるというのは不可能である。それは上述のように、医師になるためにはすべてのスタートは医学部に合格することであり、さらに卒業後の医師国家試験に合格しなければ医師になれないからである。よって『受験資格の有無』という点で、弁護士や公認会計士、あるいはその他の職業と明らかに異なる。

よって、繰り返しになるが、本気で医者になりたいならば、死ぬ気で勉強してどこかの医学部に入学するしかない。そしてそのためには思い付きの勉強法ではなく、ある程度年単位で学習戦略を組むのが最も確実で合理的である。飛び道具的な手法があれば良いが、現実はそう甘くなく、多くの時間と労力を受験勉強に捧げる必要がある。

最後に、医学部受験は大変であることは間違いないが、正しい受験戦略と戦術をもって挑めば、合格には着実に一歩ずつ近づくということだ。医学部合格から逆算したシナリオのもと、そのシナリオに乗っかって行けば自ずと合格に一歩また一歩と近づく。それは突拍子のないオリジナリティ溢れる合格ストーリーというよりも、地味にコツコツという合格ストーリーであるが、そういったストーリーを受験生と共有し理解することが大切である。

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