医学部合格カルテ
    トップ
    プロフィール
    記事一覧
    NEW
    Myカルテ
    お問い合わせ
    プライバシーポリシー

11/29/2024 9:30:00

Case187.勉強の習慣をつけるコツ

eyecatch
勉強法

成績を伸ばすためには、勉強の習慣があることが大前提であるわけだが、小学生や中学生の場合にはその大前提に頭を悩ませている保護者様も多い。もちろん複合的な理由があるため、成績が伸びない=勉強習慣が確立していないと短絡的に考えることはできないが、一定の相関関係があるのも事実である。本日は、この大前提の学習習慣を身につけるコツを伝授する。

①勉強する時間と場所、方法を決める

習慣化の最大のコツは、例えば19時になったら絶対に図書館に行き、決まった座席について決まった問題集を開くというような、勉強するための時間と場所、方法を決めて絶対にその通りにすることである。この過程には『今日は気分的に勉強したくない』とか、そういうのは一切関係なく、そうプログラムされているロボットのように動くことである。その基本動作を反復することが大切で、結果的に気分が乗らず図書館で5分、10分しか勉強しなかったとしてもその日は良しと考える。次第に、時間自体は30分、1時間と伸ばすことは可能であるから、最初からそこにはこだわらなくても良い。また、この手法の良いことは、『19時になったら図書館に行くor行かない』という意思決定を挟まないことである。人間は意思決定があると、そこで一定のエネルギーを割いてしまうから、そこはプログラム通り動き、選択疲れを起こさないようにする。

②好きな教科からやる

習慣化という観点からは、まず好きな教科・得意な教科からやるということである。将来的には受験戦略的な観点と習慣化の観点ではこの考え方を一部変えなくてはならないが、ひとまず勉強の習慣をつけるためには好きな教科から開始する。その後は、好きな数学を30分やったら、次は苦手な英語を15分やるなどルール化しておくとさらに良い。

③あえて余力を残す

これも習慣化という点では重要な考え方で、一日だけ15時間勉強して翌日は0分という事態を避けるために、あえて調子が良くてもその日は余力を残して勉強を終わるということである。三日坊主という言葉があるが、最初だけ全力疾走して残りが続かないパターンを多く経験するが、それを避けるためにあえて余力を残すという選択もすべきである。人間であるから、特に勉強体力のない人だと、いきなり何時間も勉強してしまうと、翌日以降に肉体的にも精神的にも疲労がたまってしまう。

④記録をつけておく

自分が毎日取り組んできた記録をつけることで、努力の蓄積や軌跡をみることができ、結果的に勉強が長続きしやすくなる。『これだけ続けてきたのだから次も大丈夫』という自信につながり、勉強の習慣化に一役買ってくれる。はじめは、ざっくりと『今日は何時間勉強した』程度の記録で良いが、そのステップが終わったら、例えばどんな教科のどんな分野を扱ったかなど、次第に記録の中身にこだわっても良いだろう。こうすることで、自分の勉強の偏りや、試験結果後の振り返りにも役立つ。

以上4点、皆さんの勉強の習慣化に少しでも役立てば幸いである。

mpsbanner
PVアクセスランキング にほんブログ村
にほんブログ村 受験ブログへにほんブログ村 受験ブログ 医学部・医療系受験へ

この記事が気に入ったらいいね・シェア!↓