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6/14/2024 9:30:00

Case163.失敗、挫折、そして成功

eyecatch
マインド

一つ成功するには、その経過で必ず複数回の失敗と挫折を積み重ねるものだ。無傷で甘い果実にたどりつけることなど不可能なのが世の常だ。もし仮にそのようなことがあったとしても、それが今後も同様に継続することはないだろう。つまり、成功と失敗や挫折は表裏一体で、成功するためには失敗や挫折と上手に付き合っていかなくてはならないのである。

成功には必ず失敗と挫折を経てたどりつくという前提に立つと、ここでのポイントは大事な局面までに小さな失敗や挫折を何度も繰り返すことにあると思う。再起不能なレベルの大きな失敗や挫折をしてしまうと、そこから這い上がるのも困難な場合があるのは事実である。そうだとするならば、擦り傷程度の失敗や挫折を何度も繰り返し、その経験を日常的にフィードバックする仕組が大切に思う。

では、どのように日常的にフィードバックを得ていくのか。その答えは日々小さな挑戦を繰り返すことだと思う。日々の小さな挑戦によって、『今日は〇〇がうまくいった』『今日のやり方では××がダメだった』などの一定の結果が得られる。また、その過程で今までと異なった視点で物事を考えられるようになったりする。このサイクルを繰り返すことで、日々レベルアップする自分を感じ、ポジティブなこともネガティブなことも自身に何度もフィードバックし次回の糧にすることが大切だ。

ここで、失敗や挫折は怖いと思ってしまう人へ、たしかに『失敗』『挫折』という日本語の響きは嫌だが、これらの日本語を『うまくいかない方法を一つ取り除くことができた』と考えるのはどうだろうか。実際、失敗や挫折が失敗や挫折で終わってしまうと、それ自体は大変つらい経験だが、それらの経験を成功するための布石と考えれば、むしろ望んで享受するのではないだろうか。

成功まで一本道で進めないならば、『試しにこの道を選んでみたが思ったような道ではなかったから違う道にしよう』『次はあっちの道に行ってみて、またダメだったらそっちの道にしよう』と小さなトライ・アンド・エラーを繰り返してみよう。そうすれば、成功に一歩、また一歩と近づいていき、さらにそういった知識や経験も血肉となっていく。そしていつの間にか今までとは全く違う高い景色を見られる位置まで進んでいる。

失敗、挫折、そして成功。トライ・アンド・エラーを繰り返す中で、勉強でも部活でも習い事でも何か目標を達成したいならば、必ずこの良質なサイクルを身につけよう。

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