何かに挑戦するときに『やったことのない人のアドバイス』ほど役に立たないものはない。もしあなたの周りに何かに挑戦しようとするときに『そんなの無理だ』『うまくいくわけがない』など、自身がやったこともないのに批判的な言葉を並べる人とは今後の付き合い方を考えるべきだろう。このような人と長く付き合っていると、何かに挑戦しないことに慣れて、結果的に人生の限られた時間を無駄にする可能性が高い。
人と違う選択をするには勇気がいる。特に日本人は『他人指向型』の社会的性格を持っている人が多く、『みんなと同じことをしていれば安心』という空気感が日本社会には根付いている(同調圧力)。これはコミュニティとして良い一面もあるが、少なくとも新しいことに挑戦したいと思う人や、激しい競争に勝ちたいと思う人には足枷でしかない。
そのような他人指向型のコミュニティの人たちは、自身がやったこともないのに『そんなの無理だ』『うまくいくわけがない』など、ネガティブな表現でコミュニティ内に引きずり込もうとする。やったことのある人のアドバイスであれば程度の差はあれ一程度役に立つが、やったことのない人のアドバイスほど参考にならないものはない。
みんなと同じであることは安心感があるかもしれないが、それは見方によってはまやかしの安心感かもしれない。それは個人の目標や夢によっても、周囲と同じであることがメリットとなるか、デメリットとなるかはケースバイケースであるわけだが、ある一定レベル以上の成功を求めるならば、どこかで既存のコミュニティとは決別して次のステージへと上がる必要が出てくる。
もし自分が何かこれまで以上の目標や夢に挑戦しようとしているならば、既存のコミュニティ内にいるやったこともないのに『無理だ』『ダメだ』とネガティブキャンペーンをしている人たちは置いておき、勇気をもって新たな一歩を踏み出してほしい。新たな一歩を踏み出せば、必ずそこには自分を助けてくれる人たちや的確なアドバイスをくれる人たちがいるものだ。特に若いうちは積極的に新たな一歩を踏み出してほしいと思う。