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8/9/2024 9:30:00

Case171.『やりたいこと』ははじめから決まるとは限らない

eyecatch
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最近ニュースやSNSなどを見ていると、10代、20代の若者が口々に『やりたいことが見つからない』と話しているようだ。もし自分のやりたいことが見つからなくて困っている人がいるならば、以下の3点に目を向けてほしい。

  1. とにかく『やってみる』 多くの場合、やりたいことははじめから決まるとは限らない。むしろ、やりたいことなどはじめから100%決まっている人は少ない。本当にやりたいことは、ある日突然天から降ってくるわけではなく、一定の行動量(努力)の中から発生するものであり、この点を根本的に勘違いしている人が多い。100個やってみて、自分がやりたいと思えることは、そのうち1個かもしれない。ギターを弾きたければ弾いてみる、サッカーをしたければしてみる、英語を話したいなら話してみる、そういった行動の絶対数を増やすことが大切である。実際にはそれら多くがずっと続くわけではなく、次第に取捨選択され、最終的にごく一部が残るだろう。言い換えれば、それらの中で“除外的に”やりたいことが見つかる場合も多いのである。ゆえに、若いうちはとにかく面倒くさがらずに圧倒的行動量を確保すべきだろう。

  2. 失敗を恐れない 1の“とにかくやってみる”を実践することを躊躇してしまう人がいるが、その理由の一つに失敗を恐れてしまうことがあるかもしれない。そもそも何かをやることに失敗は常につきものである。むしろその失敗の蓄積が、本当にやりたいことへの布石であり、上述のように除外的にやりたいことを選別するということでもある。エジソンの言葉を借りるならば、『私は失敗したことがない。ただ、1万通りの、うまく行かない方法を見つけただけだ。』ということである。

  3. できる範囲を広げる 例えば、英語を話せない人が話せるようになったとする。今まで躊躇していた外国への旅行や外国人コミュニティへ参加できるようになると、今まで想像もしなかったやりたいことが生まれる可能性がある。他にも、プログラミングや音楽、受験勉強も全く同じである。何か一つできるようになると、自分の活動範囲が広がり、これまで考えもつかなかった『やりたいこと』が生まれるのだ。ゆえに、『やりたいことを見つける』≒『できる範囲を広げること』と言い換えられる。

以上、今日はやりたいことを見つけられない人に向けたメッセージ3つとした。とにかくはじめは『やってみる』ということで行動量を確保してほしい。そうすれば、自ずとやりたいことの輪郭が現れ、そこから取捨選択をすれば良い。

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